マリーンズは小林宏投手・ライオンズは松坂投手というロースコア必至の組み合わせ。先に点を取った方が圧倒的に有利であることは論を待ちませんね(笑ぃ
1回裏、さっそくマリーンズがチャンスメイク。この日2番のサブロー選手のヒット、ベニー選手の四球、ワトソン選手のセカンドへの内野安打で二死満塁と攻めます。結局いつもの病気で無得点でしたが、記録こそ投ゴロだったものの3番の福浦選手がファウルで粘って球数を多く放らせており、昨年のプレーオフ第1ステージ第1戦みたいにどっかで代わってくれれば…とちょっと期待させる展開。
ところが、マリーンズはこのイニング以降まったく音なし。松坂投手の球速は序盤~中盤あたりまで120km~130km台の数値が中心で、これは調子が悪いのかあえてペースを抑えているかのどっちだろうと。6回あたりから140km台後半から150kmを超える球速が出始めたのでワタシは後者だと思ったんですけどねぇ。
一方のライオンズは再三得点圏にランナーを進めますが、得点には結びつかず。核のカブレラ選手がいない分迫力不足は否めません。クリーンアップは機能しないしクリーンアップ以降の厚みもイマイチ以下でした。マリーンズ打線も2回以降は沈黙状態だっただけに、こりゃ先に失点した方が負けるかなと。どちらが先に動くかという点も要チェック。8回裏終了時点では両チームともまったく選手交代なしという展開でしたが、先にマリーンズが動きました。
両チームともスコアレスのまま迎えた9回表。2番手に藪田投手が登板&セカンドは堀選手に代わり塀内選手の布陣。上本選手が一塁ベースに打球がゴロで当たるラッキーな内野安打で出塁・細川選手がなんとか送って再び得点圏にランナーを進めますが、赤田選手は三邪飛に倒れチェンジ。この時点で、スコアレスのまま延長になるだろうと。
案の定?サブロー&福浦選手があっさり凡退してあっという間に二死。ベニー選手がレフト前ヒットで出塁し、代田選手が代走に向かいます。打席はワトソン選手。やや高めに入ったストレートorカットボールを振り抜きます。打球は右中間を抜きフェンスまで到達。代田選手が長駆ホームインし、マリーンズがサヨナラ勝ちを収めました。松坂投手の失投らしい失投はおそらくこの1球だけでしょう。ファウルになったとはいえ、ワトソン選手が1打席めに放った弾丸ライナーを思い起こせば、タイミングは合ってたんでしょうね。なにはともあれ首位のチームを直接、しかも叩いた相手は大エース。この勢いでオールスターまでの残り試合を全部取っていただきましょうかねぇ。明日(ってーか日付自体は「今日」だけどw)も行きます。
おまけ;建設中のマリーンズミュージアム。8/1オープンとか。