永田議員がとうとう謝っちゃいましたねぇ。当人の懲罰動議はしゃぁないとしても、民主党の幹部クラスでいわゆる"詰め腹を切る"のが(現時点の報道では)野田佳彦議員ただひとり。それも、国対委員長の職を辞するだけ…という安直なお茶の濁し方。裏取引の香りがぷんぷんするんですけど(笑ぃ
向こうが謝ったもんだから、武部幹事長は言いたい放題ですわな。司法の場で真相を明らかにするなんて息巻いていましたが、当然これはパフォーマンス。だって、わざわざ敵さんが幕を下ろそうとしてくれてるのに自分でカーテンコールを煽る必要もないじゃないですか。だいたい、仮にあのメールが捏造されたものだったとしたら、わざわざ裁判所の手を煩わせるまでもなく、平沢勝榮議員のルートを使って地検が押収したライブドアのサーバをチェックすれば済むことです。まぁ、平沢議員が「まっとうな手段で」例のメールを入手していればの話ですけどね。
いずれにしろ、メールのデータはちょっとした知識とツールさえあれば本文はもとよりヘッダも偽装することが可能ですから、ワタシに言わせれば「ヘッダが公開されていない以上、あのメールが捏造でないと推測し得る余地が多分にある」わけです。にもかかわらずあの展開になったということは、すでに自民&民主両党の間で話がついている(当事者間でヘッダも含む情報がすべてチェック済みでなおかつ落としどころが決まっている)んじゃないか?と考えます。ゆえに、『ホリエモンと武部幹事長の間における金銭授受は"本当に"一切なかったのか?』と問われたら、ワタシは迷わずノーと答えます。
民主党の幹部クラスで今回
『おとがめなし』の者がいたら、そいつの動向には要注意。