誰のコトバかは失念しましたが、『表に出せないカネを、わざわざ足のつく(記録が残る)振り込みで受け渡しするはずがない』というのを読んで、あっそうかと思った次第。
バカマスゴミどもはまんまと政治屋の思惑に乗せられてメールの真贋検証に夢中のようですが、ワタシは与党の戦法を見る限りむしろ「ホリエモンから武部幹事長次男への金銭授受があった」という方に傾いています。
そもそも、政治屋という人種は例え旧来の知己であってもカネor票につながらない話には鼻も引っかけない連中です。昨夏の総選挙において、なぜホリエモンが広島6区で立候補したのか?ホリエモンは選挙運動のノウハウもなしにわざわざ彼の地まで行ったのか?まして、地盤も看板もない土地でどうやって選挙を戦うというのか?
ホリエモンにノウハウを提供した人物がいる…と考えるべきでしょう。その人物が誰かはすでに答えが出ています。その見返りに金銭の授受があったと考えても、決して不自然ではありません。
まして、ちょっとネットに詳しいヒトであればメールのヘッダから差出人の身元を解析する(住所・氏名まで個人レヴェルで突き止めるのは不可能ですが)ぐらいは朝飯前の作業です。むろん、ホリエモンがそれを知らないはずがありません。強制力を行使できる公的機関がその気になってログを調べればメールの真贋はすぐわかる話ですから、逆に考えれば、いくらホリエモンでもそんな「ヤバい話」をわざわざメールでするか?という疑問が浮かんでくるわけです。送信(受信)者の意図にかかわらずサーバーに記録が残ってしまうメールより、むしろ電話の方が「その気になって(通話内容そのものの)記録を残そうとしなければ記録が残らない分」安全性がより高いことは言うまでもないでしょう。固定電話は盗聴の可能性がありますから、ケータイを使えばさらに安全性が高まりますよね。匿名プリケーが準備できる環境であればなおさらです。
ゆえに、
ホリエモンからの送金指示メールが仮に捏造されたものだったとしても、その事実がただちに『ホリエモンと武部幹事長次男の間において金銭授受がなかった』ことを証明するものではないというのがワタシの結論です。だから民主党はもちょっと攻め方を工夫しなくちゃね。
視聴者たちも、テレビ屋のくっだらねぇイメージ映像に惑わされないようにしてもらいたいもんですね。