いわゆる村上ファンドによる阪神電気鉄道(阪神電鉄)株式大量取得がまたぞろ騒動になっているが、TOB規制に抵触するかどうかの判断は専門家に任せるとして、一言で言うなら『阪神電鉄経営陣の読みの甘さ』が騒動の元凶と言えるでしょう。
株式を公開(不特定多数に売り出す)すれば、増資やCB発行など資金調達の手段が広がるほか、企業自体の知名度アップ及びそれに伴うPR効果を得ることができます。しかし、株式を公開するということは、今年2月あたりのライブドアによるニッポン放送株大量取得に見られる一連の動きを見ればわかるように、何らかの意図を持って会社の経営権を掌握しようとする者が出現する可能性を覚悟しなければいけません。
実際、被買収に伴うリスクや大株主の変動に影響されない経営を目的として、株式の公開をやめる企業もあります。ニッポンでもM&Aが当たり前になって、株式を公開することと、企業組織の継続的な安定との両立が困難な時代になっているからです。阪神電鉄は株式を公開しているんですから、真の目的が明らかでないとはいえ、どこやらの大学教授みたいに村上ファンドを感情的に批判するヒトには「アンタなんにもわかってないねぇ」と呆れるばかりです。
今日の記録;
朝…スパゲティミートソース&卵焼きミックスサンド(セブンイレブンで購入)、お茶
昼…にぎり10カン&カップうどん(小僧寿しで購入)、お茶
夜…おでん(大根、しらたき、ウィンナー巻き、厚揚げ、つみれ、きんちゃく、ちくわぶ、つくね)&野菜スティックサラダ(セブンイレブンで購入)、梅入りいいちこ天然水割り
風呂上がりにヘルシア烏龍茶