ドルゴルスレン・ダグワドルジ氏(いずれ被告?)こと元横綱朝青龍の引責?引退については、まぁ今回の件も含めてさんざんやらかしたのだから当然とワタシは考えている。マネージャーを使って偽装工作を図ったという点を考慮すれば、彼がまったく反省していないのは明白だし。
元横綱が殴ったとされるニンゲンの素性について、口さがない連中があれこれと書き散らしているとはいえ、示談があったということは少なくとも手を出した行為については事実なんだろ?この期に及んでもなお彼を擁護する声が絶えないのはまったく不可思議で、同じ日本に住んで日本語を使う存在であってもやつらはまったく違う生き物なんじゃないかとさえ思えてくる。
連中は、一様にワタシがタイトルに示したような言葉を吐く。酷いのになると、元横綱が日本の(相撲)文化の被害(犠牲)者であるかのようなトンデモ発言をぶっ放したりする。
昔のいじめ問題といっしょ。
暴行、傷害あるいは恐喝など数々の刑法犯を「いじめ」という言葉で誤魔化し、「将来があるから」などと加害者どもに正しく反省と矯正(あるいは社会からの放逐)を施すこともせず「社会が悪い」「学校(教師)が悪い」と糞の役にも立たないコトバを無責任に放出するだけだった連中と、元横綱を擁護する輩は同じ根っこでつながっているんじゃないかとさえ思えてくるのだ。社会あるいは学校(教師)を協会と親方にそれぞれ置き換えればそのまんまじゃないか。
まして、元横綱は何度も「その機会」を与えられてきたはず。無自覚・無反省が積もり積もって今回の事態に至ったのはひとえに本人の資質によるところが大きいのであって、クルマを壊したり、稽古で意図的に相手を負傷させたりした行為も含めて、反省して責任を負うべきなのはまずドルジ本人である。
それを踏まえた上での協会なり親方批判というのならまだ話はわかるが、どうもあいつらを見てると「ファン太郎」をドルジと同一視しているようでそうは思えないんだよなぁ。まぁ、ワタシたちは表の顔しか知り得ない立場だから仕方がないと言えば仕方がないんだけど、メディアに接する時はもうちょっと注意力と洞察力を駆使することを習慣づけた方がいいよ。