本日発行分の東スポによれば、あれほどメディア経由でフロントを攻撃していた野村(前)監督があっさり?と名誉監督を「断る理由がない」と受諾の方向に傾く一方で、首脳陣のほとんどが"野村色一掃"の名目で解任されるそうな。
札幌の胴上げで感動したオレの時間を返してくれよと(失笑
試合が終わった夜、急に思い立って侍ジャイアンツのDVDをブートし当時南海ホークスの監督だった、あの川上さんも一目置くノムさんの活躍を見た。単に野球技術の巧拙にとどまらず、ニンゲンの心理までも利用する、違った意味でのプロフェッショナル魂を改めて実感しましたょ。
うまくいったら自分の手柄、失敗すれば部下のせい…とゅー最低の上司はどこにでもいるが、うまくいった時の手柄を自分で独占するだけでなく部下にも「富の再配分」の原理で恩恵に浴することができるよう配慮するヒトこそが名将としてふさわしいのかなと。
だって、今は解任されても「楽天を2位まで押し上げたチームのコーチだから」という理由でどっかからオファーが来るヒトもいるかもしれないわけじゃない。
ゆえに、直ちに「ノムさんは名将ぢゃない(名将である)」という評価を下してしまうのは早計ではないかとワタシは考える(それ以前の経歴も勘案しなくちゃいけないけど)。
※表現が不十分だったので一部加筆修正しました(10/27)